生活習慣病とは何か

生活習慣病には肥満症、糖尿病、高血圧症、高脂血症などがあり、体質を決める遺伝子に加えて、運動不足、塩分、糖分、脂肪過多などの食生活や喫煙、飲酒などライフスタイルによる環境要因が発病の原因といわれています。
これらは全て、病気の進行に重要であることより生活習慣病と呼ばれます。その理由は、近年の日本人の食生活の変化、車社会による運動不足、ストレスによる摂食過剰などが考えられます。
生活習慣病のほとんどが、最終的には動脈硬化の発展と密接に関係するものが多く、生活習慣病をいくつも併せ持つことすなわち、肥満症、糖尿病、高血圧症、高脂血症が同一患者さんに同時に重なって発病することによります。さらに動脈硬化を進めることが明らかになっています。
生活習慣病は行政用語であって医療用語ではありません。医学的には、シンドロームXやインスリン抵抗性病候群などと呼ばれてきました。最近では、国際的に統一されて「メタボリックシンドローム」と呼ばれることが増えてきました。
複数の生活習慣病が重積している患者さんでは個々の病気の重症度は軽くても併発することにより、動脈硬化が進行しやすいことが知られています。動脈硬化が進むことによって、最終的には心筋梗塞や脳卒中などが起こります。
生活習慣病で恐ろしいことは、「サイレントキラー」といわれるように初期にはほとんど自覚症状がないまま病気が進行していくことです。症状が出たときには取り返しがつかないくらい悪化していることは、珍しくはありません。

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